新卒教員の教科書

私立高校一年目。『新卒教員としてのオリジナルテキスト』をつくろうという試みでブログを書いてます。社会科のこととかビビッときた本の書評とか日常生活のこととか。

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地方で教員になるということ

 

今、僕は地方に暮らしています。

 

学生までは東京に暮らしていました。違う環境で1年を過ごすと、色々と見えてくるものがあります。これから地方に暮らす先生の方もいるかもしれません。

地方で働いて思ったことをつらつらと書いてみようと思うので参考になれば幸いです。

 

どれくらい地方か?

東京まで電車で1時間半くらいのところに住んでいます。

 

地方の良いところ

満員電車がない

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東京に暮らしている時は通学がおっくうでした。というのも、満員電車だからです。特に朝の中央線や地下鉄はしんどかった…。

国土交通省によれば、7~9時の間の中央線の乗車率は184%、東西線に至っては199%です。東京への人口集中が進んでいますから、今後も増加していくと思います。

 

その点、地方だとガラガラ。ストレスフリーで通勤できるのは良かったです。

www.mlit.go.jp

 

生活コストが比較的安い

都心の家賃は高いですよね。

僕の住んでいる地域であれば、都心の家賃に満たずに2LDKを余裕で借りられます。その代わり、周りにコンビニすらなかったりする場合もありますが…

ただ、チェーン店が多いので食料品とかの価格は都心と変わらないと思います。むしろ競争が緩やかだから激安スーパーなんかはないですね。

 

人が暖かい

店員の方が気軽に話しかけてきます。

暖かくなりましたね~とかなんでもない話題です。

東京だとダルそうな学生バイトがダルそうに対応することが当たり前だったので、ある意味新鮮でした。

 

地方の「ここどうにかならん?」ってところ

「あれ、もう良いところ終わり?」というツッコミが入りそうですが、終わりです。

ありません。終わりです。

 

文化資本が東京よりも圧倒的に少ない

小さな本屋や街の図書館はありますが、大規模な図書館や大型書店、また大型の文房具屋は近くにありません。

休日などに都心に行くか、県庁所在地に行くしかないわけです。

仕事帰りにふら~と本屋に寄るのは物理的に不可能です。

 

で、それが不満なわけはこちら。

 

面白い本との出会いは不意にやってきます。アマゾンは目的があれば最高の書店ですが、リアルな書店は未知の本との出会いの場だと思っています。ふらふら目的もなく寄って、良い本に出会うことで知的にアップデートできる。そんな機会を日常的に作るためにも大型書店が近くに帰り道にあるといいなあと思う次第です。

 

研修の機会が少ない

自主的に勉強会や研究会などに月に2,3回は行くようにしています。

魅力的な内容の勉強会を見つけると次のように書かれている時が結構あります。

 

開催地:東京 平日開催

 

へ゛い゛し゛つ゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!

 

こんな時は心の中のニャンちゅうが泣き叫びます。行きたいけど行けない、そういうことが何度となくありました。

自分はやる気で動いているタイプです。けれども感情は保存できないらしく、定期的にやる気を出す機会を作るようにしています。

ですので、スキルアップの機会が都心に偏在しているのはなかなか辛いです。

 

プライベートがない

地方の私学は地域密着型が多いのかなと思います。

僕は学校の近くに住んでいるんですが、近隣の市町村から通っている生徒が大半です。

ですから、ご飯を食べようにも買い物をしようにも高確率で生徒に出くわします。

昨日もスーパーに行ったら会いました(笑)

 

採点しがたい地方の特徴

車社会

地方は車がないと生きていけません。買い物も通勤も全て車があればこそ充実します。

車での通勤が一般的です。この点は学校も同じです。

通勤のストレスがないですね。大体の車内はカラオケボックスですし。

一番びっくりしたのは居酒屋に車で行く人がいるということでした。

 

私立と公立の位置づけ

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東京には220以上の私学があり、名門私立も多く存在しています。

けれども地方の場合、公立高校が一番で私学は仕方なく行くという場合も多く、軽くカルチャーショックでした。

私立と公立の位置づけは地域によって異なるみたいなので比較は面白いですね。

地域密着という学校が多いのかな~と思いました。

 

まとめ

教員として地方で暮らす、というより東京出身者が地方で暮らしてみたら、という感じのレポートになっちゃいました。

最低限暮らしには困りませんが、やっぱりカルチャーショックは大きいですね。

これから地方で教員になる方がいれば参考になればと思います。