授業準備が大変です。
進学コースを教えることになりました。
大学受験生の演習授業も持っているので、プリントやら過去問やらの教材研究、そして今年度から校務分掌も変わったので、忙しくなりました。
GWも授業準備で消えそうですが、ここで考えたことをざっと。
多くの教員は日々、より良い授業をするべく、教材研究や生徒の観察をしています。
そして、そのために莫大な私財を教育書やセミナーなどに投資していることと思います。
ですが、ふと、思いました。
これは、単なる技術論を求めているに過ぎないな、と。
もちろん授業では、教員が話し上手であったり、プリントの作り方がうまかったり、字がきれいであれば、生徒の教員を見る目も変わってきます。
そして、その眼差しは教員にとっては非常に嬉しいものだと思います。
ですが、これらは年数を積み重ねればある程度誰しもが手に入れられるものだと思うのです。
となれば、ある程度の年数を重ねた教員のスキルは頭打ちになってくると思うのです。
そうしたところで差が出るのは信念なのでしょう。
つまり、「こういう風な生徒になってもらいたい」という理想像です。
今、私は技術を求めてばかりいます。それは目の前の課題を解決するのには非常に有効です。
ですが、結局、それが何につながるのか、目的が明確でなければ、その指導がどう身を結ぶのか、わからないままです。
理念をもって授業ができないのです。
GW、基本に立ち返り、自分の理想を形にしたいと思います。
どういう生徒を育てたいのかな~
それでは。