騒がしい授業。
どんな先生でも、授業中に生徒の私語がやまない場面は見たことはないでしょうか。
もちろん、自分の授業ではなく、同僚の授業も含めてです。
去年、私が担当していたクラスの大部分はスポーツ推薦で入学してきた生徒が多くを占めるクラスでした。
そもそも「部活のために入学してきた」という意識のある生徒に対して「高校生の本分は勉強することだ」と正論をかましても反発を招くだけです。
それが通用するのは体育科か部活の顧問の怖い先生だけでしょう。
若く、頼りない私には恐怖政治による生徒指導・教科指導はできませんでした。そもそも強制があまり性に合わないというのもありますが。
ですから、面白い授業をして、生徒を勉強したいと思わせよう、と考えるようになりました。
「教材研究は絶対に負けない領域にしよう」と思って生活の大部分を教材研究に割くようになります。
しかし、そこは新卒ペーペーの授業です。基本的な生徒指導力がないため、ネタを出そうが、聞かない。うるさい。聞かない。そのループ。
しかし、たま~に面白い教材を提示すると生徒たちも食いつきます。普段の有り余るパワーが授業に向かうため、その爆発力はすさまじい。
私財を投下して、これ面白そうだな~とコツコツメモしたものを惜しげもなく披露します。
しかし、大抵の場合10投資してもリターンは1です。すぐにネタは尽きます。
ただ、こうした体験を何回かしたため、私は生徒が授業を聞かない(私語をする)のは、授業がつまらないからだという認識に立っています。
そして、それに加え、聞こうと思うのは人間関係にもよっていると思うので、ラポールの構築には気を配っています。
収拾がつかなくなってきましたが、言いたいことは
テスト前だけどネタ集めで働き方改革に逆行しているなあということです。笑
ちなみに公民で参考になったネタ本です。経済分野では河原和之先生の虜になりました。それでは。