先生は非常識といわれる。
ただこれは結構当たっている節がある。
これは自分自身も含めてだが、簡単なビジネスマナーを知らないケースがかなりある。
たとえば、名刺の正しい渡し方。これ、知らない先生が結構いる。
他には電話対応の仕方を知らなかったりする。
偉そうに言っているが、自分だって社会人になってから自分で調べた口である。
特に私学の教員であれば、外部との関わりが非常に大きいので、マナーが身についているかどうかは極めて重要な問題である。
もちろん、これらは企業社会における「一般常識」と呼ばれるものなので、どこを「社会」として切り取るかで異なってくると思う。
しかし、これからの社会において教員も外部の機関とかかわる機会が増えてくる。
新学習指導要領にも「社会に開かれた教育課程」と明記してある。必然、社会的なマナーに関しては必須のものとなってくるかと思う。
問題は学ぶ場所が「ない」ということである。
自分はYoutubeで名刺の渡し方を調べたり、メールの書き方等をググってはいるが、教員研修でもこういう基礎的なビジネスマナーを組み込んでほしいなあと思う。
学びの場の欠如は社会生活を送る上でも由々しき問題かと思うので、教職課程でも初任者研修でもこういう機会があるといいなあと思う。
常識がないと言われれば、どこにおける常識かはきちんと見極めたいところではあるが、時間意識やメールのやり取り、挨拶等に関してはきっちりとしていたいなあと気を付けている。
ただ我流なのでどこまで正しいかはわからないが…