夏です。
教員も夏休みに入りました。
人によっては通常時より忙しい先生もいらっしゃるかもしれません。
ただ授業や成績処理にも一区切りがついたので、気持ちの面では休みに入っているかもしれませんね。
そして、この時期に一旦ひと段落するのはもう一つ。
私学の教員採用試験です。
私立中高の採用試験は年間を通じて何回か波があります。
乗るしかないよ、ビッグウェーブ
まず1学期。この時期は夏休みまでにかけて、公立の教員採用試験に先駆けて募集が多く出されます。
公立に先んじて選考を行うことで優秀な層を取る狙いが各私学にあるようです。
当然、募集は専任・常勤が中心になります。
これが終わると、次の波は夏明けです。
大体8月の終わりから10月中旬くらいまでにかけて募集が始まります。
ここでも専任・常勤が中心ですが、やや常勤が多めな印象です(年によって変わりますが)。
公立の結果が出る前に学生を確保したり、来年の人材配置の策定の時期がこの辺りにあるために、意外とこの時期の募集も多いです。
サードウェーブが3学期です。
ここは学校側の事情で非常勤講師の募集を大量にかけます。
入学者数が定員数をオーバーしたため新たに授業担当者が必要になったり、本当に色々な事情から募集が出ます。
今の時期にすること
今の時期は第1の波が終わって、第2の波の採用試験に向けて各学校が準備をしている段階に当たります。
ですので、私学教員志望者はこの時期に面接対策や小論文・教科試験の対策を入念に行うことが肝かと思います。
特に私学はザ・多様性というくらいにカラーがバラバラなので、色んな媒体で下調べをするのがいいかと。