新卒教員の教科書

新卒教員の教科書

新卒のあの頃の自分へ向けたメッセージをつらつらと書いております。『新卒教員としてのオリジナルテキスト』をつくろうという試みによるブログ。社会科のこととかビビッときた本の書評とか日常生活のこととか。

MENU

【私学志望者必見】私学の情報の集め方

 

今日は私学求人に応募する際にどのように情報を得ていくか、ということについて書きたいと思います。

 

 

まずは募集が出ているかどうかを

 

色々な私学を知ることは良いことです。

ただ、募集が出ていなければ応募することはできませんし、就職活動をすると決めた時に募集が出るとは限りません。ウルトララッキーです。

 

まずはこういったサイトで募集状況を確認していきましょう。

 

www.shigaku.or.jp

www.e-staff.jp

kyoin-saiyo.jp

 

募集が出る時期についてはこちらの記事で書きました。

www.yutorix.com

 

次は…調べよう

いざ募集が出ていたら応募する段階に移ります。

ここで初めて知る学校もたくさんあります。理想を言えば、「既に志望していた学校で、運よく募集が出ていたから応募した」がいいのですが、そんなことは現実的に難しいし、採用側もわかっているので、気にする必要はありません。どんどん応募してしまいましょう。

 

で、具体的な調べ方ですが、

  1. 学校のホームページ
  2. 転職サイト
  3. みんなの学校などの口コミサイト
  4. 学校ガイド
  5. 知り合いに話を聞く

 

等があるかと思います。

①学校のホームページ

まずは学校のホームページにアクセスしてください。

見るべきポイントとしては

  1. 教育の理念
  2. 教育方法
  3. 進学実績

等です。

私学の魅力は勤務校を(系列校がたくさんあって赴任地がわからない限りは)自由に選べる点にあります。

働く上で自分の実現したい教育と学校の教育理念が合致しているところが多ければ、働きがいも感じるでしょう*1

また、その具体的な運用方法としてどういう教育をしているかは非常に重要なところです。「これからの社会で通用する人材を育てる」と言っておきながら、板書ガリガリでノートをただひたすら移す授業をやっていたらヤバくないですか?

ICTの整備状況や授業の特色あるプログラムがあったら宣伝しているはずなので。

それから進学実績、これはどういう子どもたちを育てたいか、どういう授業をしたいか、というところで極めて重要なところかと思います。

たとえばバリバリの進学指導をしたいのなら進学校志向ですし、多様な進路を尊重させたいのなら就職から大学進学までを手掛けている学校(進路多様校)が合っているかもしれません。

要は理念と現実の面で自分と合っている学校かどうかが大事なんです。

このミスマッチをしないためにも自己分析と業界研究・企業研究はしっかりやった方が間違いなくいいです。

 

②転職サイト

学校のホームページは保護者と受験生向けに書いてあります。

外部に出していい情報しか載っていません。

内部事情を調べるのに一番なのは実際に中で働いている人の話を聞くのがいいのですが、知り合うのは至難の業です。というか無理(笑)

ですから、転職サイトに登録して働き方や待遇などを知ってみるのも、就職後の自分をイメージしやすいですし、何より志望度に大きく影響するでしょう。

特に私学は給与情報すら公開しないところが普通なので、内部の情報は非常に貴重です。積極的に登録して情報を集めましょう。

 

③口コミサイト

②の転職サイトは教員による口コミでした。

こちらは実際に在籍している生徒や保護者による口コミです。

食べログのようなものですが、一つ注意点を。

中高生がこういったサイトに書き込む動機はあまりありません。よっぽど伝えたいことがあってこそ書き込むので、2パターンに絞れます。1つはその学校がとっても好きで、自分が楽しかった思い出を伝えたい、もう1つはその学校に対してものすごい不満を抱えていて、絶対に来てはダメだと警告するパターンです。ミスマッチを起こして不満を抱えている層が目立ちます。

 

点数が高ければ満足度が高い層が多く、点数が低いと満足度が低い層が多い、というわけです。

そもそも普通の学校生活を送った層はこういったサイトに書き込まないでしょう。

 

ただ、このサイトは生徒の様子がよくわかるので、僕自身は良く参考にしてました。

ですので、学校の宣伝と実態の乖離を捉えるにはすごくいいですね。

www.minkou.jp

www.minkou.jp

 

④学校ガイド

こちらはホームページとあまり変わりはありません。

ですが、一定の地域の私学の情報が掲載してあるので、辞書のような使い方ができます。ホームページはその学校の詳しい情報が書いてありますが、ガイドのように項目ごとに整理されていません。

情報が整理してある形で手軽に見ることができ、かつ網羅性に優れている。

自分が本当に働きたい学校を探したり、応募の際に比較材料として使えたり、一家に一冊は持っておきたいですね。

 

 

 

⑤知り合いからの情報

 これ、一番入手難易度の高い情報です。

お金を払ってでも聞きたい情報です。

なんてったって生の情報ですし、グーグル検索をいくらしようが、出てこない情報をきけます。

 

大学の先輩ならキャリアセンターを通じてアクセスできますし、各種学会等に行けば現職の先生方はたくさんいるので、是非こういった所へ顔を出すと色々な知り合いができますので、良いなあと思います。

 

ただ学生の読者がいたら以下の点には気を付けてください。

そもそもは関係性がありきで聞くのが筋ですから、学生諸君が初めて会う人に話を聞く際には、きちんと礼儀をわきまえて聞きましょう。挨拶、お礼のメール、当たり前です。なにより入ったら上司になりますし。(社会人の方はここは流してください)

 

最後に

繰り返しますが、大事なことは

理念と現実の面で自分と合っている学校かどうか

です。

入ってミスマッチを起こすのは入社前のイメージと入社後の現実に開きがあるからです。そうした事態を回避して、楽しく働くためにも情報入手に手間を惜しまないで行きましょう。

 

今回は応募するにあたっての情報入手の面でお話をしました。

*1:ただ実際、教育理念を意識して働いている先生方は少ない方だと思います。