新卒教員の教科書

Shiras Civics -しらす先生の公民教室-

大人の学び直しや受験生向けに政経や倫理について解説するブログ(予定)。中高一貫校の公民科教員がニュースや学校のことについても書いてます。

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問いのセンスを磨こう

 

question mark

 

〇〇ってどうですか?

 

こんな質問をしている場面、よく見かけませんか?

この類の質問を投げかけられた生徒は非常に困っているでしょう。なぜなら、思考する幅が広すぎるからです。

 

「どうですか?」って「何がですか?」って返したくなりませんか?

たまにセミナーで講師が「どうですか?」と質問してくる時がありますが、私自身は非常に困ります。何について聞いているのか、明確ではないから。

 

…毒を吐いてしまいました。

さて、要は授業の中での問いは明確にしよう、ということを伝えたかったのです。

というのも、思考は問いから始まるからです。明晰な思考はしっかりと言語化された問いによって駆動します。

そして、授業というのは学習目標が単元ごと・時間ごとに設定されるものです。

ですから、生徒に考えさせたいことがあるなら、目標から逆算して問いを作り、その問いをブラッシュアップしていくのがいいと思うのです。

ちなみに私の場合は、学習目標から逆算して、問いを作ります。その時のポイントは何を聴きたいのか、何を理解してほしいのか、どんなことを考えさせたいのか、という焦点の設定です。

一時間の授業の中で4,5個の問いを作って、要所要所で生徒に考えさせます。

内容ベースから始まっているので、獲得すべき知識から逆算することが多いです。

ですが、コンピテンシーベースで考えていくならば、知識をどう活用するのか、という視点で問いを作るのがいいのでしょう(まだコンピテンシーベースで作ったことがありません)。

 

問いを明晰にすると思考が進みます。この技術は、授業構築だけでなく、日常生活の課題解決にも役立ちます。

眼前の課題が何か、それを明確に言語化する習慣が身につくからです。

 

さて、今の自分の不足は圧倒的な専門性の欠如です。問いをコツコツ蓄積していきたいなあと思う今日この頃。

 

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