Shiras Civics

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「大人のための倫理、政治・経済」というテーマで色々書いてます。政経や倫理の講義、大学(中学)受験、書評、キャリア教育、社会科教育、時事問題、教師の日常などなどを発信してます。

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サラリーマンにテレワークは向いていないのか

 

コロナウイルスの影響で一部の企業がテレワークを導入しています。

 

私の友人の企業もテレワークを導入したそうですが、うまくいっているとはいいがたいよう。

 

なぜなのでしょうか?

 

いくつか理由がありますが、そもそも労働は何を基に評価されるのでしょうか?

そしてうまくいくとはどういう状況を指しているのでしょうか?それら働き方について考えていきたいと思います。

 

まず労働は生産行為ですから、何らかの経済的な価値(商品・サービス)を生み出すことが期待されます。ビジネスマンなら私的財・サービス、公務員なら公共財・サービスです。

 

ただ、会社によっては「成果を出すことで評価されるのか」どうかがわかれています。成果を出せば評価されるのなら時間に拘束されることはありません。逆にそうした評価体系がなければ、時間を決めて拘束されます。後者の例として教員は最たるものでしょう。

 

さて、テレワークの導入ですが、全ての企業に妥当なのでしょうか?

否、前者の成果型であれば妥当でしょう。なぜなら成果を出し、そのために必要性で動いているからです。基本的な思考は「成果を出しさえすればいい」のですから、成果を出すためにはフルコミットをします。こういう人は基本的にどこにいても働くわけです。

でも、時間に拘束されているのならその時間帯はずっとテレワークに従事する必要があります。でも、家にいる必然性もないのにそれをしているのならモチベーションは下がります。実際、ネットフリックスやYouTubeを見たり、寝ていたりとダラダラ仕事をしているそうです。というのも人の目、上司の監視がないから仕事をしなくても咎められない。成果を出すことも求められないので、時間内ログインしていればよい。だから、テレワークを導入しても意味がない。だから職場に行くことにも一定の合理性があるなあと思いました。

 

結論としては、評価体系の異なる企業によっては、テレワークの導入は意味をなさないということです。

でも、それが明るみになったのなら、全体として成果型になってくれないかなぁ。教育で成果型って超難しいんですけどね(〇〇大学何名合格とかになっちゃう)。

 

こういう負の側面はありますが、家でやれることなら家でやればいいし、職場に行かなければならないなら行けばいい。そういう柔軟な働き方への可能性を社会実験として見せてくれたのかなあと思っています。

 

今回はインセンティブという経済的な視点から考えてみました。

 

個人的には、職場ではもうちょっと緩い働き方を認めてあげてもいいのかも、たとえば音楽を流すとか。

 

 

※ふと思ったんですが、テレワークを導入した企業が集中しているところだと、飲食店の損失とかすごいんでしょうね。