今年は修士の学位もとることができ、念願の教師にもなれた。
一年はあっという間だ。
限られた時間の中で今後も成長するために、今年の自分のあり方を振り返りたいと思う。
仕事面での振り返り
振り返りの際の根本的な問いはこれだ。
自分はどう成長したのか?
何を学んだのか?
5つの面での成長
1.日常的に校長や教頭などの管理職、教員に会うため、別の学校の管理職などに会っても緊張しなくなった
学生時代は無条件に「教師ってすごい!」という感覚を抱いていたが、今は自分も教師になり、また日常的に接する人たちが教師なので色眼鏡を外すようになった。むしろ内面や行動などから判断するようになった。
2.自分を受け入れるようになり、まあいいかと思うようになった
最初はあらゆる生徒に好かれるように努力していたが、結局どんなに努力したところで、好く生徒もいれば嫌う生徒もいるとわかった。だからこそ、ありのままの自分を肯定するようになった。
結果として好かれるように媚びを売っていたころよりも格段に精神状態は良くなった。
3.多様な勉強の方法を知り、様々な分野に手を出すのをいとわなくなった
教材研究の過程を通してある分野をきちんと理解して、腑に落ちたという感覚(いわゆる成功体験)を積み重ねた。
あらゆる分野への学ぶに応用できると思い、苦手だった理科系にも手を出し始めた。異なる科目でも同じ勉強方法を通じて腑に落ちる感覚を得たので、学びに積極的になることができた。
4.考えるようになり、そのおかげでより学ぶようになった
新聞を読んだり、本を読んでいる時など、日常的に問いを発し、疑問を持つようになった。その問いに応えるべく、考えたり、調べたりするようになったため、様々な方面へのアンテナが広くなった。幅広い教養の重要性を身に染みて感じている。
5.自分の特性について考えるようになった。
仕事を通じて、自分は仕事に何を求めているのか、自分にとって大事なものは何なのかということを絶えず考えてきた。
たとえば、お金は大事だし、やりがいも大事だと思う。
なにより仕事を楽しめないと人生はつまらなくなるし、仕事自体が相手の身になることであって、相手にとっての価値を提供できているという感覚をもたないと自分が無力だという感覚に陥ってしまうことがわかった。自分の納得感が仕事を楽しくするというか否かの分水嶺となる。
何を学んだのか?-4つの学び
1.ルールを徹底することの大切さ
一度教師と生徒の間で合意したルールは定着するまでに時間がかかる。生徒も忘れるし、その都度教師が指摘しなければ血肉にならない。
だから、教師がルールを内在化し、絶えず生徒に働きかけなければルールは形骸化してしまい、教室にはカオスが訪れる。
2.ダメなものはダメときっぱり言う勇気
生徒と関係が近くなると、生徒が甘えてくる。「授業もうやめようよ~」と言ってきたのを肯定したり、些細なルール違反を見逃したりすると、生徒はそれに甘んじてしまう。教室内の秩序を維持するには、ダメなことをダメと言う「教師」としての接し方が大事なのだと学んだ。
3.生徒に合った教材を用意すれば、生徒は学びに向かう
授業中にスマートフォンをいじる生徒がいた。何度注意してもやめなかったが、教材に向かうよりもスマートフォンに向かうインセンティブの方が大きいんだと判断して、教材に工夫を凝らした。クイズを作ったり、統計の読み取りをさせたりと、参加型の授業を構築することで、その生徒はいじるのをやめた。生徒の実情に合わせた教材の作成が全員の学びを促すと確信するに至った経験である。
ちなみに大村はま先生に影響を受けて、実践したらその通りだったので、この考えを持つに至った。
4.いつも笑顔でいることの大切さ
授業はコミュニケーションの一形態に過ぎない。とすれば、コミュニケーションの際には笑顔でいる人の方が接しやすいに決まっている。笑顔であれば、近づきやすく、近づきやすさは関係性の構築の助けとなる。信頼関係を構築すれば授業は生徒にも教師にとっても楽しいものとなる。言い合える関係性ができるからだ。特に対話を重視した教育を行いたいと思っている自分にとっては、笑顔でいることはとても大切だ。時に気分が落ち込んでいる日には、それが如実に顔に出ていたので、来年は笑顔でいることを心掛けたい。
ブログについて
2018年の更新数
2018年はこの記事も含めれば45記事を作成した。月に4記事いかないくらいの更新頻度だった。
来年は最低でも週2記事を書くとして、52週×2記事=104記事は書きたい。
記事の執筆を通じて、考え、知識を増やし、知見を高めることができた。
反省としては、本を読みっぱなしにしたときもあったので、これからは毎回必ず書評を書くようにしよう。
アウトプットを踏まえたインプットこそ、勉強方法の王道である。
なんのために発信するのか
発信は誰かに自分の考えを伝えることである。誰かが明確であれば、その人に合わせた言葉遣いを考えなければならない。たとえば、ビジネスマンと小学生をそれぞれ対象とすれば、言葉遣いは異なってくる。
記事を執筆するとなれば、「自分が誰に何を伝えたいのか」を改めて問う機会を持てる。
そうしてたどり着いた考えを言語化することで、自分自身の考えを客観視することができる。メタ認知ができるのだ。しかも、思考の過程で活用した知識はなかなか忘れることはない。一石何鳥やら。
反省点
生活面
1.よく風邪をひいたり、病院に行くなど体調を崩しがちだった
その原因には十分な睡眠時間を確保できなかったという事情がある。
教材研究でプリントやパワーポイントの作成、そして教材自体の理解が追い付かず、日の出を迎える時もあった。とてもつらかった。
十分寝れるよう、日頃から教材研究に励みたい。
2.お金の管理を徹底していなかった
給与の大半は生活費へと消え、残りの微々たる部分も自己投資という名の消費(ほとんど書籍代)に消えていった。来年はお金を管理し、ある程度貯蓄したい。
授業面
授業を通じて「生徒にはこうなってほしい」という理想の姿、学習目標を立てていなかった
最終的なゴールが見えないため、評価もできないから、授業をやり切った感覚だけがあり、それが意味があったかどうかわからずじまいになってしまった。
授業を通じての理想の姿、学校教育を通じての理想の姿などなど、学習目標をきちんと立てるようにする。
まとめ
まだ振り返りきれていない部分もあるが、大いに学びに向かった一年だったと思う。生活習慣を改善し、来年は健康に生きるのが大きな目標です(笑)