新卒教員の教科書

新卒教員の教科書

新卒のあの頃の自分へ向けたメッセージをつらつらと書いております。『新卒教員としてのオリジナルテキスト』をつくろうという試みによるブログ。社会科のこととかビビッときた本の書評とか日常生活のこととか。

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経済

5Gは教育をどう変えるのか~ミクロとマクロの両面から考察する~

5Gとは何か・何ができるようになるのか 教育における変化 ミクロな変化 実現のためには マクロな変化 5Gへの注目が高まっています。 5Gとは次世代通信システムのことで、ビジネスの分野では世界的な5G推進の競争が繰り広げられています。ファーウェイやサ…

今さら上野千鶴子さんの「東大祝辞」を読んで考えたこと

今年話題になった上野千鶴子さんの東大入学スピーチについて、今さらになってしっかり読んでみた。 www.u-tokyo.ac.jp (こちらのサイトに全文が載っています。) こうしてしっかり読んでみて、色々と考えたことがあるので、それをつらつらと書いていこうと…

橋下徹氏の発言に見るこの国のリーダーたち

東洋と西洋で異なる為政者観 橋下氏の発言から見えてくるのは 民主主義社会において王は国民 一億総帝王 一匹の妖怪が日本を徘徊している、分断という妖怪が。 最近、分断社会というキーワードを目にすることが増えた。 さて、橋下徹氏のツイートが注目を集…

やっと100記事!-過去の人気記事は?-

昨日書いた記事でやっと100記事に到達しました。 www.yutorix.com このブログも実は2014年からやっていますから、ブログ歴は4年以上になります。 (整理せずに次々と食材を買ってはぶち込まれた冷蔵庫の中くらい放置していました。本格的に稼働したのは去年…

セーフティーネットがガチャっておかしくない?っていう話

カルチャーショック 日本全体で格差が広がっている セーフティネットとしての家族 最後の砦がガチャで決まる時代 政府のすること/市場のすること カルチャーショック 僕は今年度から社会人になりました。 初任給という形で給料をいただいています。 ですが…

【書評】財政は社会の設計図-神野直彦『財政のしくみがわかる本』

ひたすら積読を消化しています。 今日紹介する本は、神野直彦先生の書いた『財政のしくみがわかる本』です。 財政のしくみがわかる本 (岩波ジュニア新書) おすすめポイント おすすめの方 人によっては?かも まとめ おすすめポイント こちらの本、平易な言葉…

EUが世界に投げかけるもの-遠藤乾『欧州複合危機 苦悶するEU、揺れる世界』中公新書

今日紹介する本はこちら、遠藤乾『欧州複合危機』。さすが中公新書といった感じです。学術的な重みのある文章が270頁以上あるので、かなり読みごたえがあります。実際、仕事をやりながら1週間ほどかけて読み切りました。2年前に出版されていますが、正直もっ…

そもそも情報とは何か?―簡単な用語の整理—

「データ」に引き続き、「情報」とは何なのかを整理したい。 情報とは-日本語から 言葉を分解してみる-漢字の視点から 英語では 結局情報とは?-データとの違い 情報化社会とは-IT革命の意義 www.yutorix.com 情報とは-日本語から 辞書を引くと次のよう…

そもそもデータとは何か?-簡単な用語の整理-

今年のセンター試験の現代社会。 第5問にはこんなリード文があった。 2段落目で示されているのはデータ分析である。 第4次産業革命の流れの中でビッグデータに注目が集まっている。 中には貨幣ではなく情報が価値を生むようになる、と言う者もいる。 そうし…

しんどい働き方からバイバイ-木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』星海社新書

あれは働き始めてしばらくたったころのことだった。 僕はなんのために働いているんだろう。 仕事が重なってとてもつらかった時期がある。 そんな時にふと浮かんできたのが、自分の働き方への疑問だった。 幸いなことに何とかほどほどには仕事をこなせるよう…

着々と進むシンギュラリティ-その時、労使関係は-

AIの進歩は日進月歩である。 最近の変化のスピードを考えると、2029年に起こると言われているシンギュラリティも到来が現実味を帯びている。 ちなみにシンギュラリティとは人工知能が人間の知能を超える段階のことである。 山手線での実験 大量導入の分岐点 …

財政規模はどうしてここまで肥大化したのか-福祉国家の誕生-

政治学を学んだ当初、経済と政治の結びつきにピンとこなかった。しかし、経済学もある程度学ぶようになると、両者は密接なかかわりを持つことが分かった。さて、今回の記事は財政の続編になる。 福祉国家ができたわけ 財政とは 財政とは「政府が税金を徴収し…

「常識」の破綻

10年ひと昔、どころではない。1月ひと昔である。 社会は刻々と変化する。10年ひと昔というが、情報が氾濫し、新たな技術が目覚ましい勢いで開発される現代において変化は月ごとに起こるだろう。そうした状況においては従来の常識が通用しなくなることもある…

仮想通貨の可能性

国債の貨幣化という大問題 国債の貨幣化という問題がある。政府が発行した国債などを日本銀行が直接引き受けることであり、財政赤字を補填するために日銀が政府に直接協力することを意味する。 しかし、財政法第5条では日銀の直接引き受けは原則的に禁止され…

国債は無限に発行できるのか

財政法第4条には次のように書かれている。 国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。…

財政の機能

来年度の概算要求基準が決まった。早い話が、来年度に各省庁の使える予算がどのくらいかが決まったわけである。ここで財政に関してしっかりと理解する必要性を感じたので、まとめてみたい。 財政とは「政府が税金を徴収したり、公債を発行することで資金を集…

お金の歴史とこれから

おくりびと。 10年前なら「納棺士」だけを意味したこの言葉も、今では全く異なる意味が加わった。「億り人」、つまり仮想通貨で一億円以上の収入を得た人物を指す言葉として一般的になりつつある。今朝の日経新聞の記事に、2017年度の仮想通貨取引を含めた収…

貨幣、通貨、資金の違いについて

言葉を整理する意味:貨幣、通貨、資金の違いとはなんだろう 仮想通貨、金融緩和、インフレーション、巨額の企業買収…。お金に関するニュースが流れない日はない。ましてや日常生活においても、お金と無縁な日はないだろう。 だからこそ、原点に立ち戻りたい…

かぼちゃの馬車の問題が教えてくれること

より安全に、より快適に暮らしたい こうした欲求の存在は、人類社会を発展させる原動力として機能してきた。しかし、過度な欲求の拡大は人類にとって毒となるようだ。 かぼちゃの馬車問題 都内でカボチャの馬車という女性専用シェアハウスの物件数が急増加し…

大量廃棄問題に見る資本主義

縁起は良いが、需要はさほどなかったようである。節分の日に店頭に並んだ恵方巻は大部分が売れ残り、大量に廃棄されている。しかし、この問題は恵方巻に限ったものではない。 www.asahi.com 無限の資本主義 日本の年間食品廃棄量は2800万トンという。これは…

歴史から仮想通貨を考える

2日、金融庁が仮想通貨取引所のコインチェックに立ち入り検査を実施した。仮想通貨に対する監視体制が強化される一方で、マネーロンダリングなど違法な資金調達の温床になるといった理由から、インドや中国など各国が仮想通貨市場の規制に乗り出している。こ…

北海道新幹線から考える資本主義

北海道新幹線の開業 北海道新幹線が3月26日に開業してから3週間が経過した。整備計画が立てられてから実に43年が経過しており、まさに日本中を新幹線で結びつけるという「悲願」が達成された事業だといえる。しかし、前評判ほど業績は良くないようだ。開業…