こんにちは、しらすです。
高校で政治経済や現代社会、倫理を教えています。
今回は、共通テストの現代社会対策にオススメの問題集について解説します。
試行調査問題
まずは試行調査問題です。
こちらは大学入試センターから無料でダウンロードできます。
解説はありませんが、解答も無料でダウンロードできるので、まずは力試しで解いてみてください。
試行調査は2017年、2018年と実施され、幸いなことに現代社会は2年分あるので、どちらもやってしまいましょう。
今回から問題のパターンが増えるので、余裕があれば政治経済(2018年分試行調査)、倫理の青年期(2018年分試行調査)もやるとなお実践力が磨かれるかと思います。
平成29年度試行調査 問題、正解表、解答用紙等|大学入試センター
平成30年度試行調査 問題、正解等_1110|大学入試センター
大学入学共通テスト 現代社会予想問題集
河合塾で教壇に立つ河合 英次先生が執筆されています。
試行調査の問題・解説に加え、独自の予想問題を2題掲載しています。
解説や対策が豊富なので、この一冊をやり遂げればかなりの実践力が身につくかと思います!
大学入学共通テスト 現代社会が1冊でしっかりわかる本
こちらも同じ河合先生による執筆です。こちらは解説メインですが、問題集を解いて解説を読み、特にわからない箇所をこちらで補うという使い分けが使い方として考えられます。
各予備校が出している予想問題集
大手予備校は毎年予想問題集を出しています。
今年度はサンプルが少ないので、こちらを積極的に活用することをおすすめします。
模試の問題
学校などで模試を受ける機会は多いと思います。
その際、模試は捨てずに是非活用してください。
模試の作成過程は各予備校の講師が本気を出して作ったものです。
大学入試センターでは、主に定年退職したベテラン教員などが作問にあたっていますが、基本は学習指導要領を参考にしています。そして、模試というのはセンター試験をはじめ多くの大学入試問題を長年研究してきた講師が汗水垂らして作成したものです。
当然傾向も本番にかなり近いものです(今年度は試行調査の2018年度版に近いようです)から、理解できなかったところ、間違えたところなどは是非復習して、解けるようにしておいてください。
まとめ
以上、オススメの問題集でした。
共通テストは思考力・読解力を重視していますが、ベースは知識です。まずは参考書などで知識を一定程度網羅してから共通テスト対策の演習をしていくことをオススメします。
▼過去記事でも共通テストについて触れています。
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