夏休み、教員は比較的動きやすい時期です。
夏期講習や説明会等、通常時よりもイベントが多いため、大変っちゃ大変なわけですが、研修や読書など自己研鑽にも励みやすい時期です。
暇は絶対に確保しなければならないものですが、学期中ですと、どうしても追われるスケジューリングになってしまいます。
夏休みは暇を確保し、自己投資に費やせる貴重な時期です。だからこそ、ためていた積読を消化したいのですが…
教科の力を強化しよう
政治学畑で学習を進めてきたため、経済学にあまり自信がありません。
公務員試験予備校に通っていたこともありますが、その時の残りカスと新書程度の知識しか持ち合わせていないので、ここで学部レベルの勉強をしっかりやっていこうと思っています。
書店で見比べたらマンキューが一番わかりやすかったですね。ちなみに南英世先生もマンキュー経済学はおすすめしていました。
伊藤元重先生の筆致はとても丁寧なのでわかりやすく、1年前に買っては、授業前にパラパラと「めくっていました」(費用対効果よ)。

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授業のスタイルを構築したい
教員2年目です。正直、あまり授業や生徒指導の理想像を持ち合わせていません。
けれども、指導をしていてブレる自分を感じることもあり、このあたりで一貫した理想像・価値観を作り上げたいなあと思っています。
特に資質・能力や授業スタイルに関しての理解を深めたいなあと思っています。
またどのような指導をするか、授業をするか、ということに関しては経験と科学の両輪から構築していきたいので、堀先生や溝上先生の本を消化していきたいですね。

一斉授業10の原理・100の原則―授業力向上のための110のメソッド
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教室ファシリテーション 10のアイテム・100のステップ―授業への参加意欲が劇的に高まる110のメソッド
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学級経営10の原理・100の原則―困難な毎日を乗り切る110のメソッド
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生徒指導10の原理・100の原則―気になる子にも指導が通る110のメソッド
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溝上先生はウェブサイトもかなり参考になります。
アクティブラーニングを始めよう、と思ったらまずは溝上先生の本を読めばいいのではないかと思います。
自分の学習方法も「まずは科学的知見を」というスタイルなので、心理学からのアプローチは良かったです。

アクティブラーニング型授業の基本形と生徒の身体性 (学びと成長の講話シリーズ)
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まずは真似からです。
学ぶはまねぶ。先達の知恵を借りてみたいと思います。
昨今の潮流を
次期学習指導要領はコンピテンシーの影響を受けています。
当然、獲得すべき能力として教員は押さえておくべきです。

今求められる学力と学びとは―コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影 (日本標準ブックレツト)
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また、それらをどのように教授するか、という点においてもどういったアプローチがあるのか、検討しなければならないですね。

教育ファシリテーターになろう! ―グローバルな学びをめざす参加型授業
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2冊目は拓殖大学でのワークショップの授業をまとめたものです。
社会人も講座を解放しているので、去年履修しようか本気で迷いました。
人として必要なことを
心理学に興味があります。自分の心にも他者の心にも。
特にどういう生き方をしたいか、というところに関心が強いです。
大学・大学院の時に何度も読んだこちらの本をもう一度手に取りたいと思います。

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もう1冊。最近田中角栄に興味を持ち出しました。これも昨日キンドルで買ってしまったので、読んでみたいと思います。
人を動かし、動かされる職業ですから、人たらしに関心が出てきたんですかね。

田中角栄 頂点をきわめた男の物語 オヤジとわたし (PHP文庫)
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最後に
以上です。
壮大な積読です。
というか読み終えてないのに買っちゃってますね、昨日。
夏休み、今年度すべての教材準備もやりたいところなので、この壮大な計画を如何にやり切るか、時間との戦いになるかと思いますが、できるところからコツコツやっていきたいと思います。