教員の悩みの一つは書籍の購入頻度の多さと、それに比例して消えゆく収容スペースの存在だと思う。
かくいう私も当事者の一人である。
興味をそそる本が出る出る
出版不況といわれて久しい。
一方で出版社は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」の精神で、新刊を毎月数冊と出版している。
「何じゃこりゃ!」という本はあるけれども、「これは!!」という本が多いのも事実である。
たとえば、1月の新書の新刊ラインナップはこんな感じ。
岩波新書
【岩波新書1月の新刊は21日発売】
— 岩波新書編集部 (@Iwanami_Shinsho) 2020年1月17日
マルクス・ガブリエル/廣瀬覚(訳)『新実存主義』
末木文美士『日本思想史』
渡部淳『アクティブ・ラーニングとは何か』
丸橋充拓『江南の発展 南宋まで――シリーズ中国の歴史②』
[限定復刊]宮城音弥『天才』1967年刊
※地域により店頭に並ぶまで数日かかります pic.twitter.com/29m40Nx3f3
中公新書
1月20日発売の中公新書は、次の5冊です。多湖淳著『戦争とは何か』、友原章典著『移民の経済学』、東大作著『内戦と和平』、楠木新著『定年後のお金』、波多野誼余夫、稲垣佳世子著『無気力の心理学 改版』。全国の書店などでお求めください。どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/moA2ydeOEo
— 中公新書 (@chukoshinsho) 2020年1月19日
講談社現代新書
◆1月刊 発売◆
— 講談社現代新書 (@gendai_shinsho) 2020年1月17日
・『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』山本康正
・『物語 パリの歴史』高遠弘美
・『総理通訳の外国語勉強法』中川浩一
・『特攻隊員の現実』一ノ瀬俊也
お近くの書店、オンライン書店にて📚
電子書籍版もございます💻https://t.co/cVdK1jtlQt#現代新書の新刊 pic.twitter.com/utcItZseag
ちくま新書
ちくま新書1月刊、発売中です!
— ちくま新書 (@ChikumaShinsho) 2020年1月24日
伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留[責任編集]『世界哲学史1』
紅野謙介『国語教育 混迷する改革』
高埜利彦 編『近世史講義』
園部逸夫『皇室法入門』
桃崎有一郎『室町の覇者 足利義満』
山之内幸夫『山口組の平成史』
石井洋二郎『危機に立つ東大』 pic.twitter.com/8XxPRUBpbD
たまる積読、膨らむ本棚
1月の新刊だけでも5冊購入している。
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渡部淳『アクティブ・ラーニングとは何か』
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友原章典『移民の経済学』中公新書
毎月のことであるが、なんという魅力的なタイトルだろうか。
こうして毎月のごとく、タイトルにつられてはキャパシティと相談もせず購入して、本棚の肥やしにしてしまうのである。
本屋をぶらぶらすることは、この上なく幸福である。
立ち読みしたり、気になる本をチェックしている間は至福の時間なのだ。
そして、気づけば手元には購入済みの本がある。
こうしてどんどんと積読がたまっていく。
ただ幸いなことは、手元に置いておくことで「読みたい」という気持ちをいつでも思い起こせることだ。
3年前に買った本でも手軽にすぐ読めるのは非常に便利だと思う。
と、こんなふうに積読の正当化をしておこう。
来月もきっと買うのだから。。。
(先生方の書籍事情はどうなのだろうか。)
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アンテナを高める上でも、フォローおすすめです。
それでは。