昨日書いた記事でやっと100記事に到達しました。
このブログも実は2014年からやっていますから、ブログ歴は4年以上になります。
(整理せずに次々と食材を買ってはぶち込まれた冷蔵庫の中くらい放置していました。本格的に稼働したのは去年頃です)
節目ということで、アクセス数の高い人気の記事を振り返ってみたいと思います。
ワクワク…
- 第5位 哲学対話を授業でやってみた
- 第4位 なぜ自律的である必要があるのか-教育目標としての自律-
- 第3位 「普遍的な」人権思想、ヨーロッパで生まれた人権思想
- 第2位 歴史を学ぶ意義
- 番外編 お気に入りの記事
- 第1位 貨幣、通貨、資金の違いについて
- まとめ
第5位 哲学対話を授業でやってみた
第5位の記事は哲学対話の授業に関するもの。
哲学対話を実際に授業で実施した様子をレポートした記事です
生徒が予想以上に考えを深め、自分自身も大いに刺激を受けました。
新年度で哲学対話を実施しようか迷っている方の参考になればと思います。
第4位 なぜ自律的である必要があるのか-教育目標としての自律-
中学校学習指導要領の「道徳」には教育目標として「自律」が掲げられています。
しかし、学習指導要領に書いてあるからという理由だけで受け入れるべきではないと僕は思っています。
自分の中で反芻して血肉にしたものが教育目標たるにふさわしい。
そういう視点で自律を考えると、どういう社会を背景にしているのかが見えてきました。
社会的な背景から教育目標の意義を突き詰めていきます。
第3位 「普遍的な」人権思想、ヨーロッパで生まれた人権思想
この記事は私の考えをかなり反映しています。
普遍的という言葉はフィクションでしかないと思っています。
現代社会において基本的人権や法の支配は普遍的なものとして語られています。
しかし、それらは特殊ヨーロッパ的な条件の中で生起したものです。
たまたまヨーロッパが国際的な覇権を獲得したから人権の概念が広まったに過ぎない。
もちろん人権は否定していませんし、重要であることは重々承知しています。
ですが、そもそもの生まれが異なる概念をおいやすやすと受け入れていいのか、とも思うのです。
無批判にある概念の「いいとこどり」をしていないか、そういう自己批判の思いも記事に込めています。
第2位 歴史を学ぶ意義
歴史の授業を担当して戸惑う毎日でした。
というのは、生徒から聞くのは「何の役に立つの?」という言葉ばかり。
実用性ブーイングの嵐でした。
けれども、それに対して納得いく説明ができない。
もどかしく時間は過ぎていきました。
この記事は、夏休みの直前になり、考える時間を十分に手に入れた自分が行き着いた結論です。
番外編 お気に入りの記事
8月31日。
新学期を直前にして超絶憂鬱でした。
あ~学校やだな~
という無気力状態でネットサーフィンをしていたらあるブログの記事を見つけます。
そして、その記事に勇気をもらって…という話です。
第1位 貨幣、通貨、資金の違いについて
まさかのこれが一位。
言葉の違いをまとめたこの記事が、意外や意外、最も多くのアクセスを集めていました。
考えることは言葉を通して行われます。だからこそ、言葉は定義されてこそ、正確に思考が進んでいきます。
そういう意味でwikipedia的に使われたのかもしれませんね。
まとめ
あらためて過去の記事を見てみると、面白いですね。
自分ってこんなこと考えていたのか~、という意味でブログは巨大な備忘録に思えてきます(笑)
見苦しい記事もあったかと思います。
文章が下手であったり、デザインが見づらかったりとまだまだ発展途上ですが、今後も書き続けていきたいなあと思います。
次なる目標は300記事です。